シリーズ 十三仏(第5番目) 不動明王真言

 シリーズ 十三仏(第5番目) 地蔵菩薩真言

先日の仏道修行会では、ある方に地蔵菩薩様をあらわす種子が…。

 

真言は、オン カカカビサンマエイ ソワカ (真言宗 仏前勤行次第より)

 

「ビサンマエイ」は、「不瞋」のことです。

 

つまり、"怒りの感情"から解脱した心おだやかな境地。

 

自分でも気づかない、心の奥底にとても強い怒りが常にあれば、それを抑圧し、さらに負のエネルギーが増大することに。

 

たとえば、鍋に水を入れて、蓋をしめたまま下から火力をどんどんと強めれば一体どうなるでしょうか。

 

怒りは、他人に向くか、それか自分に向くのか…。

 

地蔵菩薩真言の「カカカ」は、「入微小三昧」と訳され、仏様方の大慈悲心、静かな"微笑み"を意味します。

 

特に、地蔵菩薩様は賽の河原で石積みをしている子どもたち(両親より幼くしてこの世を去ったために功徳を積んでいる)が悪鬼によって苦しめられる、その事から守り救ってくださる仏様です。

 

真言と一緒に礼拝行をおすすめいたします。

 

地蔵菩薩様の梵名は「クシチガルブハ」、大地がすべてのものを分け隔てなく包み込んでいる寛容さや豊かさをあらわします。

 

また、「死と再生」、「浄化」を司り、新しい力を授けてくださいます。

 

なぜ、人は不安になるのでしょうか。

 

なぜ、心配ごとが次から次へと…、

 

三毒、迷いは、常に忍びよってきます。

 

目に見えなくても、声が聞こえなくても、手で触れることができなくても、

 

どんなに遠く離れているように感じても、

 

いつも一緒に、すべてはつながっています。

 

迷いを跳ね除け、人生を力強く生きていくためには、

 

そのことを決して見失わないことが肝要ではないでしょうか。

 

一度迷えば、必ず迷い続けることに・・・

 

それを六道輪廻といいます。合掌 

 

※ 特に三悪趣(地獄・餓鬼・畜生)は、大変恐ろしい世界です。

 

 

(参考書籍・一部引用) 『梵字手帖』 徳山 暉純 (著) 出版社:木耳社; 新版 (2009/10/1)より引用 『実修・書写 梵字宝典』 下泉全暁, 渡辺俊雄 編著 青山社(平成18)

 

※ 各宗派や宗門、地域などによって真言や陀羅尼、お経の唱え方や作法などに相違がございます。

 

 

天宮光啓

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