四国遍路
四国遍路とは、平安時代の名僧・空海(弘法大師)ゆかりの寺院や霊場を巡礼するものです。
その昔、讃岐で生誕されたお大師様(弘法大師・空海)が修行をされた神霊地や、霊験の高い地域や場所などを中心に開かれたとされております。
徳島県(阿波の国)、高知県(土佐の国)、愛媛県(伊予の国)、香川県(讃岐の国)に点在する八十八ケ所のお寺を巡ります。
当初の遍路は、修行僧などの修行場とされておりました。その後、お大師様に対する人々の信仰(弘法大師信仰)の高まりと共に、日本全国から多くの方が訪れるようになりました。
巡礼 祈る力
心はいつも自由である、風のように
* 遍路ころがし、11番藤井寺から12番焼山寺への遍路道
* 何かの事情で、四国遍路へでかけることができない方々も一緒に巡礼ができれば…。
心はいつも自由である、風のように。
四国巡礼(光寿支部活動記録)
● 2021年5月28日(中津峰山如意輪寺)
● 2021年5月29日~30日(第1番霊山寺~第11番藤井寺)
● 2021年5月31日(藤井寺奥之院)
高野山大師教会光寿支部の活動の一環で、先月の後半に四国霊場へでかけてきました。
5月の連休あたりから仏様やお大師様のお導き?!、と思えるような不思議な出来事が立て続けに起こり…、
今回の四国遍路へとつながったわけですが…。
前日には、中津峰山如意輪寺さんへ、帰阪の途中には甲山大師神呪寺さんへも、いろいろと深い仏縁をさらに頂戴してきました。
昔、チベット仏教カギュ派の最高位の化身ラマ、カルマパ第17世に謁見した際に賜った言葉が思い出されます。
「偶然に思えることもすべてが必然…」、
点にしか感じてこなかった事柄が、本当はすべてが結ばれて一本の線に…そのことにようやく気がつきました。
今回の四国遍路は、これからの未来へ向けての意味深いメッセージが秘められて…。
そこで、今後はこうした今回の遍路で授かった仏様やお大師様からのメッセージを「生き方塾」や支部の活動を通して広く伝えてまいりたいと思います。
テーマは、「祈る力」(祈る力、生きる力、生かす力)
それでは、これからも共に希望の未来へ向かって前進、前進。
運命は自分の中にある…
合掌 天宮光啓 / 高野山大師教会光寿支部 事務局
運命の謎を解く鑰が隠されて…
* もしかしたら、ひょっとしたら如意輪観音真言(心中心呪)には、運命の謎を解く鑰(かぎ)がかくされているのかも…