般若心経
般若心経というお経は誠に不思議だ。
聞くところによると、文字の数、わずか二六六文字に、六十億四十万字にも及ぶ『大般若波羅蜜多経』(大般若経)六〇〇巻のエッセンスが端的に述べられているという。
もろもろの善くないことをつくることなかれ(十悪)
あまねく善いことは奉行せよ(十善)
自らその意をきよめなさい
是れ諸仏が説かれる教えなり
布施(ふせ)、持戒(じかい)、忍辱(にんにく)、精進(しょうじん)、禅定(ぜんじょう)、智慧(ちえ)の六波羅蜜。
心を磨き、魂を浄め、自他共の幸せを願う道、
般若心経を唱えながら進むこの遍路の道には、一体何があるのだろうか。
なぜ、またこの道を歩きたくなるのだろうか。
同行二人
南無大師遍照金剛
合掌
※ 2021年5月29日・30日(四国霊場第1番札所~第11番札所巡礼)
高野山大師教会光寿支部活動記録
仏説摩訶般若波羅蜜多心経
* 四国霊場の各寺院の本堂や大師堂にて、『般若心経』や各真言、御宝号などをお唱えしコロナウイルスの一日も早い終息を願い、祈りを捧げてきました。