心に迷いがあるとき

 

自心(じしん)に迷うが故に六道(ろくどう)の波鼓動(なみこどう)し

 

心原(しんげん)を悟(さと)るが故に一大(いちだい)の水澄静(みずちょうじょう)なり

 

『十住心論』『秘蔵宝鑰』

 

 

 

人は、ひとりでは生きてはいけない。

 

皆で、ともに生きている。

 

いつもよりほんの少しだけ、まわりをよく見渡してみよう。

 

必ずどこかに、ある。

 

そう、幸せになれるヒント、心がおだやかとなる、幸せの種(タネ)がきっとある。

 

自分の心に迷いがあるとき、誰もが自らで苦しみの世界をつくり出してしまう。

 

ないものねだり、

 

人のせいにしてばかりでは、先に進めない。

 

本当の大切なもの、かけがえのないものとは、何だろうか。

 

それは、どこにあるのだろうか。

 

人は誰でもやさしくなれる。

 

素直になれる。

 

なぜなら、私たちにはやさしい心、他を思う慈しむ心、「本来清浄」なる心があるから。

 

仏様の光は、自他共を輝かせる光明。

 

他の誰かを照らし、その照り返しで自分も輝く。

 

めぐりめぐって自分も他の人々も、皆で幸せになる。

 

心おだやかな、こころ澄みわたる静かな世界、

 

皆の心の中にある、

 

いつもある、

 

仏と共に生きている。

 

合掌

 

『心に迷いがあるとき』 2019年09月25日(水) 08時03分27秒 テーマ:光啓 随想録

 

トップへ戻る