『空海散歩』(筑摩書房)― 弘法大師の足跡を現代に歩む、知の巡礼ガイド

「同行二人」の心で、空海が歩いた道を辿る。 筑摩書房より刊行された『空海散歩』シリーズ(全10巻)は、弘法大師空海の生涯とその思想が刻まれた各地の聖地を、詳細な考証とともに紹介する決定版です。 本支部支部長・天宮光啓(執筆名:雨宮光啓)は、第6巻から第10巻の執筆に携わりました。

 

『空海散歩』は、単なるガイドブックではなく、弘法大師の足跡を辿る「生きた教えの記録」です。

 

読者の皆様、お一人おひとりの「心の旅」、「魂の道」というこれまで歩んでこられたご自身の人生と重ね合わせながらお読みいただければ幸いです。

 

心の中いっぱいに広がる空海の言葉。

 

あの清らかで広大な空と海のように。合掌

 

”【空海散歩】三毒(貪瞋痴)煩悩を滅し、悟りの境地に入れば、真の安楽…”

 


空海の言葉をたどる──名言と法話で歩く『空海散歩』

筑摩書房刊『空海散歩』は、空海の名言に法話と解説を添え、真言密教の核心へと誘う全集シリーズです。第8巻では真言密教が描く理想の姿を211句で説きます。…

 

誠に有り難きご縁を賜り、第6巻〜第10巻の執筆に携わらせていただきました。

 

その後半5巻についてご紹介します。

 

第6巻〜第10巻 紹介文

 

【第6巻】四国遍路と大師の祈り

 

内容紹介: 弘法大師の生涯において欠かすことのできない「四国遍路」の深淵に迫る一冊。修行の地としての室戸岬から、八十八ヶ所の霊場が持つ意味を紐解きます。

 

ポイント: 四国遍路を単なる観光ではなく、自己の内面を見つめる「修行」として捉え直すための指針となります。

 

【第7巻】平安京の空海と東寺

 

内容紹介: 嵯峨天皇より東寺を賜り、真言密教の根本道場を築き上げた平安京での足跡を辿ります。立体曼荼羅に込められた空海の宇宙観を解説。

 

ポイント: 都市の中で空海がどのように国家の安泰と人々の救済を祈ったのか、その活動の拠点に焦点を当てています。

 

【第8巻】神仏習合と鎮守の杜

 

内容紹介: 日本古来の神々と仏教がどのように融合し、人々の信仰を形作ったか。空海が関わった神社や鎮守の杜を通じ、日本独自の信仰形態を考察。

 

ポイント: 日本人の霊性の根源にある「神仏への畏敬」を、空海の足跡から再発見します。

 

【第9巻】密教美術と曼荼羅の世界

 

内容紹介: 文字では語り尽くせない密教の神髄を、美術や曼荼羅を通じて表現した空海の感性に迫ります。各地に残る彫刻や絵画の宗教的意味を詳述。

 

ポイント: 目に見える形を通して、目に見えない真理(法身)を体感するための手引き書です。

 

【第10巻】永遠の空海 ― 高野山・奥之院

 

内容紹介: シリーズの完結編。入定留身(にゅうじょうるしん)の信仰が今なお息づく高野山、そして奥之院へ。空海が目指した究極の理想郷と、現代に繋がる祈りの形。

 

ポイント: 「今もなお祈り続けている」空海の慈悲に触れ、読者の心に平安をもたらす完結の書です。

 

三毒(貪瞋痴)煩悩を滅し、悟りの境地に入れば、真の安楽を得る。

 

「諸行無常、是生滅法、生滅滅己、寂滅為楽」

”【阿字観】新たな一歩を踏み出す。いつもお大師様と共にある、希望はいつもそばにある。”

阿字に諸法性の義と因の義と

 

果の義と不二の義と法身の義

 

とあり 即ち是れ大日如来の

 

種子真言なり (十住心第十)

 

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阿字には、本質、原因、結果、平等、仏の意味がある。

 

これは大日如来を象徴する文字であり、真言である。

 

 

【阿字】P133.(空海名言辞典 付・現代語訳/近藤 堯寛 編 高野山出版社)

 

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昨日、本山から「阿字観能化心得 補任審査結果通知」が届きました。

 

結果は……、おかげさまで、無事「合格」。

 

春頃に、辞令授与式に臨み、晴れて「阿字観能化心得」としての新たな一歩を踏み出します。

 

今後は、オンラインや、全国津々浦々いろいろな場所で、「阿字観」の素晴らしさを広く伝えてまいりたいと存じます。

 

「一人の心の安らぎが、心の中に広がる平安が、世界の平和へと繋がる」

 

同行二人(どうぎょうににん)、あなたはけして一人ではありません。

 

お大師様がいつもそばで見守っている。

 

ですから、希望の未来を心に描く。

 

これからも一歩、また一歩と、ゆっくりと共に丁寧に歩む。

 

合言葉は、「生かせいのち」!

 

報恩謝徳 世のため人のため

 

南無大師遍照金剛

 

合掌 高野山大師教会光寿支部・支部長 雨宮光啓

 

高野山大師教会光寿支部事務局

 

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