阿字観瞑想

阿字観瞑想(阿字本不生)

 

阿字(宇宙の本源)の一字に自己の内なる真実の姿を観じる深秘の観法

 

呼気に合わせてゆっくりと「アー」と、お唱えします。

 

安心(アンシン)・安定(アンテイ)・安息(アンソク)、

 

さらに、「アー」…、心の中に宇宙(法界)が広がりはじめます。

 

そして、やがて……

 

阿字観(あじかん)

 

悉曇(しったん)文字のaの字(阿字)を対象とする観法。密教では、阿字は本不生(ほんぷしょう)の義を有するとされ、阿字の観想によって本不生の理を証得することを目的とする。

 

「阿字観」. 中村元.『仏教辞典苑』第 二 版. 岩波書店,2002,p.9.

 

瑜伽(ゆが)

 

サンスクリット語yogaの音写語。原義は、結びつくこと、結びつけることの意。感覚器官が自らに結びつくとによって心が制御される精神集中法や、自己を絶対者に結びつけることによって瞑想的合一を図る修行法をさし、現今の心身の健康増進法としての〈ヨガ〉もこれに由来する。

 

「瑜伽」. 中村元.『仏教辞典苑』第 二 版. 岩波書店,2002,p.1024.

 

参考書籍・引用

 

山崎泰廣『阿字観』(春秋社,2003)

 

山崎泰廣『阿息観呼吸法』(春秋社,2016)

 

中村 元(編集)『仏教辞典 第二版』(岩波書店,2002)