金剛合掌の秘められた意味と教え

金剛合掌の秘められた意味と教え

誰もが「金剛合掌」の秘密の力で、人生を大きく切り開くことができる!

 

この記事は、以前に公開した注目度の高い記事です。

 

そこで、特にリライト記事に必要な文言などを追記・修正して再度公開しています。

 

今後も必要に応じて修正・加筆いたします。

 

(2024/04/19)

 

 

金剛合掌とは

 

金剛合掌とは、両手の指を交互に交差させるムドラー(印相:いんぞう)です。

 

印契(いんげい)、密印(みついん)とも呼ばれています。

 

古代から伝わる手のポーズのことです。

 

仏教やヒンドゥー教などの宗教や文化、芸術、精神世界で広く用いられてきました。

 

金剛合掌は十二合掌の一つです。

 

特に密教では、最も基本的で、かつ中心的な印相(いんぞう)とされています。

 

やり方は、胸の前で合掌し、両手の指を交互に組み合わせます。

 

右手は仏(界)、左手は衆生(界)を象徴し、仏と衆生の一体感や、仏の慈悲や智慧、救済や加護、また、菩提心を表します。

 

そして、しっかりと結ぶことで、金剛不壊(こんごうふえ)堅固な印相になります。

 

金剛不壊(こんごうふえ)とは、ダイヤモンド(金剛石)のように、とても堅固(けんご)で決して壊れないことです。

 

どんな困難や苦難にも立ち向かい乗り越える勇気情熱、そうした力強さの象徴です。

 

両手の指を深く組み合わせることで、仏と衆生が一体となり、仏の智慧や慈悲、加護や救済、恩恵などを授かり、人生が大きく開きます。

 

したがって、もし心に迷いや不安があれば、三業(身口意)を清浄にし、そして、金剛合掌をしっかりと結び(身密)、真言を唱え(口密)、心中に仏を一心に念ずれば(意密)、やがて三妄(まよい)の霧が晴れ、希望の光が見えてきます。

 

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金剛合掌の秘密とは

このように印相(ムドラー)は、単なる手のジェスチャーやポーズとしてだけでなく、心身の調和をもたらし、内面のエネルギーを高める効果があります。

 

例えば、人生の中で困難に直面した際に、心の平静を保ち、冷静に判断をくだすときなどにもちいます。

 

両手のそれぞれの指は、仏界(右手)と衆生界(左手)を表します。

 

そして、大変深い意味、ある秘密が隠されています。

 

人生にはさまざまな試練が待ち受けています。

 

仕事のストレス、人間関係のトラブル、健康問題、経済的な苦境など、誰もがそうした苦難に直面します。

 

しかし、そうした困難な状況に直面した時だからこそ、心の平静を保ち、冷静に対処することで、人生の質が向上し、自己成長の機会が増えます。

 

人生を成功へ導く力が、私たちの両手(五指・十指)に隠されています。

 

※ 金剛合掌のパワーを高めるために日々ヨーガの修行を行います。

 

私の場合、頭頂のサハスラーラチャクラに意識を集中させ真言を唱えることで、お不動様や千手観音様からのお導き(メッセージや、お告げ)、自分軸や、進むべき正しい道、あるいは正しい方向などを授かれるように実感しています。

 

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「金剛合掌」に秘められている神秘のパワー

金剛合掌の不思議な力、隠された秘密、謎を解き明かすためには、仏教や密教の三身(さんじん)や、三輪身(さんりんじん)の概念を理解することが重要です。

 

三身(さんじん)とは、ブッダ(仏陀)の三つの身体、法身(ほっしん)報身(ほうじん)応身(おうじん)のことです。

 

他方、三輪身(さんりんじん)は、密教における如来・菩薩・明王などを三種類に分類した自性輪身(じしょうりんじ)正法輪身(しょうぼうりんじん)教令輪身(きょうりょうりんじ〉のことをいいます。

 

そして、さらに五大(地・水・火・風・空)や六大(五大に意を加えたもの)に関しても理解を深めタントラの修行(ヨーガ、呼吸法、瞑想法)を繰り返し行うことで、誰でも自己の内に眠る力を最大限に発揮させることが可能になります。

 

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大日如来の光、大日の光である

金剛合掌は、まさしく大日如来の光

曾て医王の薬を訪わずんば 何れの時にか 大日の光を見ん
『般若心経秘鍵』

 

大日如来とは

 

大日如来は、摩訶毘盧遮那如来(まかびるしゃなにょらい)といいます。

 

摩訶(まか)は「大きい、偉大なもの」を、毘盧遮那(びるしゃな)は「あまねく照らす」、如来は「真如から来た者」、あるいは「永久不変の真理」という意味です。

 

善無畏三蔵によって「大日」と意訳されました。

 

それは、太陽のように生きとし生けるものすべてを平等に照らす「光」です。

 

太陽の光は生滅することなく、いつも私たちすべてのものをあまねく照らし続けてくれています。

 

その光をしっかりと授かるためには、まず「身口意」を清浄にすることが大切です。

 

 

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